【ブッダの言葉】騙されないための心構え【簡単で分かりやすい生活仏教】

法話

 こんにちは🙏お照(Oshyo)です!

 かれこれ12年、お寺で僧侶をしている者です。

 今回は、「騙されないための心構え」について話します。

 ブッダの言葉とお照の視点から、簡単に分かりやすく説明します。

 [結論▶解説▶まとめ]の順番です。

結論:他人に人生を委ねず、「自由」でいること

  

 あなたは、自分なりの判断基準を持っていますか?

 

 近代になり、世界は情報化社会と呼ばれるようになりました。

 私達の身の回りでも、今この瞬間にもインターネットに繋がっています。

 情報のインプットが止まる暇がありません。

 私達の頭の中には、常に処理しなければならない情報が渦巻いています。

 

 そしてその情報には、正しい情報と誤った情報が混在しています。

 私達はいつも、情報の判断に悩ませられ続けます。

 

 約2500年前に、インドでお釈迦様(ブッダ)が仏教を始められました。

 そのころにも同じように、情報に振り回されて苦しんでいる人達がいました。

 このような悩みに対し、お釈迦様は次のように答えられました。

<strong>お釈迦様</strong>
お釈迦様

あなたは、自らの人生を他人に委ねてしまおうとした時、騙され洗脳されて自由を失う。

特に、次の10個の事柄に気をつけるように。

 

 10個の事柄とは何でしょうか?

 以下に解説します↓

解説:あなたが注意すべき10個の事柄

 お釈迦様は、信じ込んではいけない10の事について、次のように詳しく答えられました。

信じ込んではいけない10のケース

君よ、多くの人々が「自分の言うことは正しい。あいつの言うことは間違っている」と言うため、誰の言っていることが正しいのか、分からなくなることもあるだろう。

 他人にだまされ洗脳されて自由を失わぬためには、次のように注意するといい。

①「〇〇さんが君についてこんなことを言っていたよ」と、うわさ話を聞かされても、実際に確かめるまでは信じ込まないこと。

②「この国では昔からこういうことをするものだから」などと伝統を持ち出されても、信じ込まないこと。

③それが流行していて評判がよくても、信じ込まないこと

④聖典やお経や本に書いてあるからといって、信じ込まないこと

⑤実際に確かめていない憶測を聞かされても、信じ込まないこと

⑥いかにも正しそうに、「〇〇理論」や「〇〇主義」によるとされていても、信じ込まないこと。

⑦常識に合っていても、信じ込まないこと。

⑧自分の意見に合っていても、「私もそう思っていたんですよ」と安直に信じ込まないこと。

⑨相手の服装が立派だったり職業が素晴らしかったり態度がうやうやしくても、それらの見せかけに惑わされ、信じ込まないこと。

⑩相手が自分の先生だからといって、盲目的に信じ込まないこと。

小池龍之介『超訳 ブッダの言葉』(2011)147項

まとめると、

・私達は情報の正しさが分からなくなる時がある

・他人に騙され洗脳されないために、注意しなければならない事がある

・それは「他人に自分の人生を任せてしまわないこと」である

という内容です。

 

 この10個の事柄をまとめて、「他人に自分の人生を任せてしまわないこと」としてしまうのは、多少強引かとも思います。

 しかし、私自身がこのように読み取れたのでこのようにまとめました。

騙されないために「自由」である

 このお釈迦様の10個の言葉を、私自身の解釈も交えて解説します。

 私達が、他人に騙され洗脳されてしまう状況とはどのような状況でしょうか?

 

 例えば、お金儲けの話を聞いたとします。

 このときに私達が、この話を信じ込んでしまうのは、自分でお金を生み出す手段を考えなかったからです。

 つまり、他人にお金儲けの手段を任せてしまっているということです。

 あなたはお金を儲けるというあなたの人生を、その人に委ねてしまった状態になります。

 このとき、あなたが嘘の情報に踊らされたことに気付くと、「騙された!」と感じます。

 

 このように、お釈迦様の話の中の10個のケースも、他人に自分の人生を委ねてしまっているという共通点があります

 「自由」という言葉を創った福沢諭吉は、

<strong>福沢諭吉</strong>
福沢諭吉

 自由とは、他人に与えられたものではない『自ら(の意思や考え)』を、『行動の由(理由)』とすることです

 と述べています。

 

 つまり、他人に自らの人生を委ねず「自由」でいることが、騙されたり洗脳されたりすることを回避するための秘訣です。

まとめ

 私達のまわりには、いつも情報が渦巻いています。

 その情報をどのように判断し処理できるかで、私達の人生は大きく左右されます。

 では、どのように情報を処理すれば、惑わされたり騙されたりしないのか?

 

 それは、「自分の人生を他人に任せることなく、自由でいること」です。

 

 自由とは、好き勝手でいるわけではなく、

 『自ら(の意思や考え)』を、『行動の由(理由)』とすることです。

 他人の考えや意思を信じきってしまうことは良い結果となりません。

 自分の考えや意思で行動することが大切です。

 

 自分の考えや意思で行動することは、ときに不安ですし間違うこともあります。

 しかし、間違ってしまった場合にも自分で自分の人生に責任を持つことができます。

 ここで他人に責任を求めるようなことをしてしまうと、騙されてしまっても仕方がありません。

 あくまでも「自由」であることが大切です。

 「自由」であることによって、自分の人生に責任を追うことができます。

 そして、騙されるようなことも減らすことができます。

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